道端に咲いている雑草にも名前があることを忘れないように、というわけではありませんが、アカツメクサ( Red clover )です。ムラサキツメクサとしている本もあります。稀に、白い花を咲かせる株があり、そのような変種が園芸種として固定されると雪華詰草とか白花赤詰草とか呼ばれます。写真は道端に咲いていたものなので、アカツメクサが妥当でしょう。
シロツメクサと見分けるポイントですが、一番わかりやすいのは花と葉の位置関係です。アカツメクサは花のすぐ下に葉がありますが、シロツメクサは花の下に長めの茎があり、その下に葉があります。
一生懸命探したにもかかわらず、昨年は白く咲いたものを一株も見つけられなかったのですが、探すのをあきらめていた今年、5月下旬に浅川堤防で一株、7月に入って農道の脇で三ヶ所・5株以上と、計6株以上を見つけることができました。そのうちの一つは、落としてしまったレンズキャップが転がった先で、顔を上げたら目の前にあったという、個人的には経験したことがなかったレベルでの偶然でした。
シロツメクサ
Tokiomi