部分月食

   11月19日の部分月食です。  夕方、東の空に、地球の影に入った「半月に近い満月」が上りだしたのですが、最初は薄雲がかかっていておぼろな状態でした。  ですが、今回の食としては最大の90%以上が影に覆われ…
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おおぐま座

 ζ UMa_Mizar    北斗七星があまりにも有名なので「おおぐま座=北斗七星」と覚えてしまっている方がとても多いのですが、北斗七星は「大熊の腰から尾」でしかありません。  おおぐま座は、数少ない「それっ…
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こうま座

   最も小さい星座は南十字座ですが、長野市から見ることができる最も小さい星座は二番目に小さいこうま座です。  馬の頭部だけの星座で、ペガスス座の鼻先にあり、ペガススと同じ方向を向いて頭を並べているイメージにな…
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うお座

   Pisces。みずがめ座と同じく黄道十二星座の一つです。そして、同じように夜空でたどることが難しい星座でもあります。ペガスス座の「秋の大四辺形」の2辺に沿うような形で存在しているわけですが、一等星・二等星…
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ペガスス座

   Pegasus。「秋の星座」を代表する大きな星座です。一等星はありませんが、水色で表示した胴体を形作る4つの星は「秋の大四辺形」と呼ばれ、近接する秋の星座を見つけるための目印になります。  英語読みの「ペ…
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みずがめ座

   Aquarius。黄道十二星座の一つで、水瓶の一部分「三ツ矢(緑色で表示)」から「秋の一つ星」α PsA_みなみのうお座フォーマルハウトまで、約 30 度にもわたって続く大きな星座なのですが、実際に形をた…
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The Evening star

   4月28日、金星が今年の最大光度 -4.5 等になりました。一等星の 100 倍以上の明るさです。  今は「宵の明星」なので観測しやすい上に、金星の軌道が地球の軌道に対して角度がある状態なので、金星にして…
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おひつじ座

   黄道十二星座のトップに位置するので有名なのですが、星座としてはとても地味です。  α-β-γ-δ の順に4つの星を「レ」を横にした形につなぐのが一般的な「アリエス」です。  α Ari_Hamal 二等星…
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とも座の二重星団

   「46 と聞くと萌えてしまう方にオススメ!」 と書きたかったのですが、正直なところ、それほどではありません。一等星の中でもダントツに明るい α CMa_Sirius とその西側 β CMa_Mirzam …
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Northern Cross

   クリスマスなので、西北に突き立つ Northern Cross です。  もちろん、はくちょう座なのですが、12月は日の入りが早いので17時半頃から20時頃まで、十分すぎるほどの時間 「夏の大三角」 を見…
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ウィルタネン彗星

   12 月 16 日、光度が 4 等台のウィルタネン彗星を撮ってみました。おうし座の頭部とプレアデス星団(すばる)の中間付近でエメラルドグリーンに輝いていました。  この彗星は 1948 年にカール・ウィル…
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うさぎ座

   オリオン座の足下に位置する星座で、3等星と4等星が主ですが、二つの台形がくっついたわかりやすい形状をしています。 ( 星座をさがす場合、図右の 「R」 は無視してください。)  ギリシャ時代から存在する古…
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おうし座

   オリオン座の西側に位置する大きな星座ですが、それでも牡牛の半身です。  星がV字状に並んでいる部分が牡牛の頭部とされる部分で、ヒアデス散開星団( Mel.25 )と主星アルデバランです。  牡牛の角は非常…
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ケフェウス座

   「赤く輝く星」 といえば、惑星ならば火星、恒星ならば α Sco_アンタレス とか α Ori_ベテルギウス が有名なわけですが、厳密にはこれらは 「赤」 ではなくてオレンジ色もしくは橙色です。  では …
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いて座

 いて座は、天の川銀河の中心部( M8 と M6 の中間付近)を擁しているため、最も星が密集しています。  二十八宿でいう「箕」と「斗」にあたります。  左側が「箕」、右はさそり座の M7    南斗六星・「斗…
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さそり座

 さそり座といえば、『さそり座の女』。  じゃなくて、赤く輝く一等星 α Sco_Antares なわけですが、視等級は 0.91 なので全天 21 の一等星の中では 15 番目です。欅坂46 で例えると3列目になります…
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