コチドリ

   住宅地のすぐ裏の水田で、黄色のアイリングが鮮やかな小鳥を見かけました。コチドリです。  全長 16cm ほどなのでスズメやコゲラよりも少し大きいだけなのですが、翼開長は 35cm 程度あってスズメのほぼ倍…
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ホシハジロ 2023

   この冬、水を抜いて浚渫していた三才池ですが、3月に水を入れ始めて一週間足らず、ほぼ水位が戻ったとたんにホシハジロの群が来ました。越冬のために飛来する冬鳥なので、近くに来ていたのが移動してきたのでしょう。 …
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コゲラ

   全長 15cm ほどなので、ほぼスズメと同じ大きさの留鳥です。日本で生息しているキツツキとしては最小です。オスは頭部の後ろ側にキズのように見える細い赤斑があります。  からだのサイズの割に縄張りが広くて、…
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タシギ

   冬期、水田などで見かける「冬鳥」です。水を落とした三才池で見かけることもあります。保護色が効果的なので、意図して見つけ出すのはかなり難しいです。  長い、というか「長すぎだろうが!」と思わずツッコミを入れ…
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エナガ

   エナガ(柄長)は、日本で見られる野鳥としては2番目に小さい鳥とされています。  たしかに、体重は8g前後なので、最軽量のキクイタダキ(菊戴)3~5gに次いで2番目なのですが、実際は尾が長くて全長が 14c…
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バン

   7月13日、早朝。三才池でバンを見かけました。東日本では夏鳥、西日本では留鳥です。オスメス同色で、額版の鮮やかな赤色は冬羽の時期にはありませんが、三才池ではおなじみのオオバン(冬鳥)のように白くはないので…
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カッコウ

   Common cuckoo。最も有名な托卵する鳥です。托卵という行為そのものは同一種の鳥の間ではさほど珍しくはないようなのですが、さすがに他種に托卵する鳥は少数派です。カッコウは体温保持能力が低いため、体…
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「梅に…メジロ」

   3月の夕方、梅の花蜜を吸いに来たメジロです。  花札の図案としても使われているスタンダードな組み合わせなのですが、間違った伝統のままに「梅に鶯」として認識されてしまうケースが多々あります。以前にも書きまし…
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ヒドリガモ

   ハシビロガモと同様に、ごく普通に見られる冬鳥なのですが、三才池は渡りのルートから外れていたのか、昨年の春までは一羽しか見かけませんでした。  ですが、今期は11月から1月下旬まで、複数のつがいを見ることが…
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シジュウカラ

   四十雀。スズメぐらいの大きさの留鳥です。  黒いネクタイのような部分が太いのがオス、細いのがメスです。幼鳥はこのラインが不鮮明です。  総合研究大学院大学などの研究で、20以上の単語を組み合わせて文にして…
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ノビタキ・秋

   稲刈りの頃、農耕地でよく見かけるスズメに似た鳥です。夏鳥なので、今は越冬地へと渡る途中です。  春に渡ってきたときは黒くて目立っていたオスですが、今はメスと同様に黄褐色です。目の周りが黒いのがオスです。 …
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オシドリ

   9月に入ってから、三日ほど続けて浅川でオシドリを見かけました。カモ目カモ科の鳥で、一地方の中で越冬地と繁殖地を異にし、小規模の移動をする「漂鳥」です。  今は非繁殖期なので、派手な姿で有名なオスもメスと似…
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ノスリ

   タカ目タカ科の猛禽で、ひとまわり以上大きなトビと同様に、農地が広がる人里近くを生息場所としています。  送電線の鉄塔や電柱の一番上など周囲を見渡せる高い場所から急降下し、野を擦るかのように地表すれすれを飛…
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キジ

   一度も見かけない年もあるのですが、今年は6月だけで三度、地区内で姿を見ました。同一のつがいのようで、リンゴ栽培をやめた農地を歩いていました。  オスの頭部を見れば一目瞭然なのですが、ニワトリと同じく「キジ…
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ヒヨドリ

   長野市では、スズメ、ムクドリに次いで数が多い鳥ではないかと思うのですが、地味な色彩もあって知名度は低く、「義経の鵯越」という『平家物語』が描く架空のお話は知っていても、ヒヨドリそのものを意識して見たことが…
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イワツバメ

   駒沢川でイワツバメを見つけました。  九州では越冬する群れもいるようですが、一般的には「夏鳥」とされています。ツバメよりも尾羽が短く、足が白い羽毛で覆われているのが特徴です。飛んでいる虫を空中で捕らえるの…
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