Tokiomi
2020年8月16日
「夏のトンボ」と言えば、青っぽい体に灰白色の粉を吹いたようなシオカラトンボでしょう。「塩」に例えられる灰白色の粉は紫外線や可視光を反射していて、夏の強い日差しの下での体温上昇を抑えていると考えられています。
童謡『とんぼのめがね』が最初のフレーズで「とんぼのめがねは みずいろめがね」と歌うのはシオカラトンボです。ただし、光の加減によっては水色にも見える青緑色の複眼を持つのはオスのみです。
黄色っぽい体で、複眼が緑色もしくは茶褐色の方はメスか未成熟のオスで、「ムギワラトンボ」という別名で呼ばれることもあります。
Tokiomi