*写真は、赤沼、穂保、南郷など、三才と隣接している地区を含んでいます。
10月13日
「大型で非常に強い」台風19号が千曲川上流で降らせた大雨により、三才地区の真東、穂保地区北側で堤防が決壊しました。前後して、千曲川との水位の差から支流の河川が逆流し、複数箇所で堤防を越水、決壊させました。
三才地区は越水寸前のところで浅川の堤防が持ちこたえたため、その東から寄せてきた千曲川の洪水は防ぐことができました。ですが、田子川が地区の北東で氾濫し、長沼用水が逆流したため、多くの水田やリンゴ園が水没し、住宅地の一部も床下浸水してしまいました。
長野市から避難指示が出されたのが三才が一番最後だった関係で、三才駅近くの避難所が他の地区から避難してきた方で既にいっぱいになってしまっていて、三才の住民は北長野駅よりも遠い東部中学に避難しなければならないという異常な事態も発生しました。
徒歩で行ける市立長野高校ではなく、車を使わないと避難できない東部中学がなぜ指定されたのか、強い疑問が残りました。今後、検討すべき課題でしょう。
10月14日 ~ 16日
内水氾濫が治まった後の田子川の中を撮ってみました。
考えさせられるものがあります。
October 19, 2019