またまた、山の名は

 

 前回から7年、ネット上の情報は格段に充実していて、今回はすぐに山の名を特定できました。
 名前がわからなかった山は台倉山(1852.9m)です。木島平村の最高峰といことになりますが、山頂が境界なので南側以外は栄村です。登山道はないのですが、そういう山こそ冬場に登りたいというタフなお人が何人もおられるようで、「台倉山」で検索するとかなり詳細なレポートを複数見つけることができます。
 ちなみに、「だいくらやま」としているサイトと「Daigurayama」と読んでいるサイトがありますが、どっちなのでしょう。「台倉山」は他県にも複数あるので、区別があるのならば、それはそれで効果的かとは思いますが。戸隠連峰の裏山・高妻山も「たかつま」「たかづま」と両方出てきますし、高社山も「たかやしろ」と呼ぶ場合もあるので、固有名の読み方は意外とややこしいです。

 三才地区からは、台倉山と高社山の間に見える稜線上に、平たい山のようなものが見えるのですが、これはカヤの平の北にある木島山(1571.8m)だと思います。前回、私が台倉山と間違えた栄村の三ッ山(1610.5m)とは、その差 38.7mなので、両者の距離を考慮すると三ッ山は木島山の陰に入ってしまいます。
 比較すると、木島山は左手前の高社山(1351.4m)よりも高く、台倉山は右手前の高標山(1747.3m)よりも高いわけです。高標山に雪がなくても、台倉山には積雪があることが多いのも納得です。

 

Tokiomi