イワツバメ

 

 駒沢川でイワツバメを見つけました。
 九州では越冬する群れもいるようですが、一般的には「夏鳥」とされています。ツバメよりも尾羽が短く、足が白い羽毛で覆われているのが特徴です。飛んでいる虫を空中で捕らえるので、地上に降りることは稀で、巣材の土を集める時ぐらいといわれています。
 この群れは新幹線の高架下に巣を作っている最中のようで、同じ場所から土を採っては飛んで行き、高架下から飛び出してきては土を採って戻って行きました。
 「イワツバメ」という名称のように本来は山地や海岸の崖や洞窟にコロニーを作って繁殖しているのですが、最近は「コンクリツバメ」と呼ばれるほどに人工構造物に適応しています。

 

Tokiomi