Author Archive: Tokiomi

Asian Swallowtail

   一般的に「アゲハ」と言うと、ナミアゲハを意味します。ミカン、カラタチ、サンショウなどミカン科の植物を食草としています。  平家一門が用いたことで有名な揚羽紋も、ナミアゲハを図案化したものです。 &nbsp…
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地上の星

   8月1日から7日は スターウィーク でした。7月30日未明には みずがめ座 δ 流星群 が極大になり、8月13日未明には ペルセウス座流星群 が極大になるなど、撮ってみたいものは複数あったのですが、迷走し…
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オナガ

   スズメ目カラス科の鳥で、英名は azure-winged magpie。群れで行動し、「ギューイギュイギュイ」とか「ゲー、ギー」などと非常に汚い警戒音を大声で発するので、見つけるのはむしろ簡単です。  ム…
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カイツブリ

   「鳰 (にお) の海」 と聞いて 「琵琶湖のことでしょう」 とすぐにわかる方は、学生時代、退屈きわまりない古典の授業中、襲い来る猛烈な睡魔と格闘しつつ 「これはもの凄くためになる授業だ!」 とか 「オレは…
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lotus flowers 2017

   三才池の蓮です。  除草剤の影響で枯れた葉がヘドロ化してしまい、今年は記事にすることをあきらめていたのですが、ここ数日の雨でほんの少し洗い流され、なんとか見られる程度にまで持ち直しました。  ただ、昨年と…
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アカツメクサ

   道端に咲いている雑草にも名前があることを忘れないように、というわけではありませんが、アカツメクサ( Red clover )です。ムラサキツメクサとしている本もあります。稀に、白い花を咲かせる株があり、そ…
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夜明けのカモたち

   午前5時、駒沢橋の下で休息中(?)のカモを撮ってみました。  距離が近かったので、カメラを向けた途端に飛ぶだろうと思い、こちらも身構えて撮ったのですが、まったく逃げる気配がありませんでした。人影が見えてい…
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西暦 13,000 年の「北極星」

 「なんだ、ベガじゃん」 と瞬時にわかった方、さすがです。おそらく、以下を読む必要はないでしょう。そのほかの方は、もう少しおつき合いください。  地球の歳差運動( 25,800 年周期 )によって、天の北極は直径約 50…
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レンゲソウ

   「手に取るな やはり野に置け 蓮華草」  遊女を身請けしようとした友人を止めるために詠まれた句だといわれています。その友人がどうしたかは知りませんが、離れて眺めているだけで満足していられるような想いならば…
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金星、最大光度!

   4月30日、金星が最大光度になります。  金星の場合、最大離角と内合(地球-金星-太陽の順で直線上に並ぶこと)の中間で最大光度になるので、内合をはさんで二回、最大光度になります。今回の場合、2月17日に一…
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環水平アーク

   4月10日の正午過ぎ、太陽の下方に虹色の薄雲の帯ができる環水平アークと呼ばれる大気光学現象が見られました。太陽高度が 58° 以上の時にしか出現しないとはいえ、年に数回程度は観測できるさほど珍しくない現象…
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コートハンガー星団

   未明に「夏の大三角」が見られる時期になったので、Cr399(コリンダー399 )を撮ってみました。  はくちょう座(Cygnus)の先端・アルビレオの右下、ベガ(織姫)とアルタイル(彦星)を結ぶライン上、…
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オオバン

   英名 Black coot。ツル目クイナ科の水鳥で、昨年末あたりから浅川や三才池で見かけるようになりました。主に水生植物を食べる雑食なので、水に潜ってはエサを水面に引き上げてくるのですが、しばしば少しだけ…
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